大阪府・河内長野市在住の色鉛筆画/色鉛筆絵師「山芹健」の公式ホームページ。色鉛筆の限界に挑戦するアートとしての色鉛筆画を目指しております。

色鉛筆画

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ニューディール

2010/01/29

先日テレビを見ていて驚いたことが。
なんと画面にグリーン・ニューデーィルの文字が、
かねてからわが国の不況を憂いその解決を見るために発足したはずの現政権ですが、その成果ははかばかしありません。
一時期財政支出の無駄を精査検証のパフォーマンスを縷々行っておりましたが、その意に反して成果ははかばかしくありません。
財源としてうたっていた埋蔵金も発掘されず公共事業の切り崩しを行ってもその全体に占める比率は微々たるものであること露呈してしまいました。
財政の無駄を取り除くことに依存はないものの無駄な支出をしないということはある意味正論ではありますが、一方では経済そのものを停滞させる要因ともなりえます。
もとより一般家庭やここの企業努力の目標において不要な支出の制限というものは大きな効果を得ることのできるものではあります。
けれどこれが国家レベルとなった場合はその意味は大きく変わります。これは古典的経済理論におけるかつての田沼意次の緊縮財政に代表される既存の政策であります。経済の活性はその余剰によって育まれるものであり、国家にとっての収入と支出は一般的な企業などとはその物差しが異なります。
簡単に言えば資本主義国家の収入の多くは税金であり、これは国民の経済活動の利益の一部を欧文負担により徴収したものです。
ところが税収の一部は国家によって支出された富の再配分でもあります。国家の収入は一般企業とは異なり財の裏づけを要しません。
国家は必要とあらば通貨を増資すればよいのですが、その総量は根拠となる財や信用の裏づけがなければ必然的にインフレとなり貨幣価値の下落を起こします。
国家は倹約する分だけ経済は鈍化します。それは財やサービスの低下を促すからです。
ではどのようにすればその低下を回避できるのか。
簡単明瞭、半世紀前のニューディール政策を行えばよろしい。
かつての日本における列島改造やオリンピック事業の数々は立派なその政策の具現化されたものです。
その意義を自覚しようとすまいと、公共事業への投資という意味ではニューディール政策そのものですし、第1次世界大戦後のスーパーインフレによって破産寸前であったドイツを救ったのもアウトバーンなどの公共事業でした。
ところで近々叫ばれているエコロジーという概念は一部経済対策と対立する要素を持っております。残念ながら経済成長とエコロジーは強調できない部分があるのです。基本的に乱暴ですが資本主義というものは資源の無駄遣いで成り立つという側面を持っています。物や資源を使い捨てることは大きな経済効果でありその効果は絶大です。一方で人類の未来を食いつぶしているという側面をも持っております。
もちろん資源の有効利用やリサイクル活動は種としての未来を考えて積極的に行わなければなりません。けれどその必要性や有効性は蚊が具技術の進歩とともに変化するのも事実であります。
さて現時の日本の不況状態は景気上昇に必要な揚力としての経済力に比してみればその低迷の比率は比較的わずかであるとも言われます。
たとえば完全失業率5%とは逆に見れば94%もの有効需要要素があるということでもあります。
よってこれらの財力の行使を活性化させるためには企業や個人の経済活動のためのマーケットの拡大を図るべきなのです。
これは短期的には国家の支出の増大によるマイナス収益を示すのですが、長期的には結果として税収の増大という果実を得られるのです。
国家は国家自身のための投資を行っても経済的な付加価値をは生み出しません。経済の米である通貨の一定率の増加は国内の富の移動と財の創出やサービスの産出と増加を促進します。
現政権が支出の引き締めをうたい文句にしたため基本的にはかつての自民党政治は望まないでしょうが、残念ながら緊縮財政では国家的経済成長の促進は望めません。
そういった意味でグリーン・ニューディ-ルは詭弁ではありますが使用方法を過たなければ現代でも非常に有効な政策であるのです。
以上。

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